家庭でも落とせるシミ抜きの見分け方と方法
まずは、シミが付いてしまった衣服の洗濯表示を確認してみましょう。
この表示があれば、まだ対処が可能です。
しかし、
このような表示があったり、「上記の洗濯可能の表示が無い」衣服は、
縮み・色泣き・色移りなど、かなりのリスクを伴いますので、迷わずにすぐクリーニング店に依頼しましょう。
ここでは、洗濯可能の表示がある場合の衣服の対処法、特に、よく起こりやすい食品関係の付着の除去を解説します。
大事な衣服に、シミがついちゃった!
ここからは、時間との勝負です。シミは、時間が経過するほど取れにくくなります。一刻も早く、
①流水(ぬるま湯で。手が「ぬるい」と感じる程度)でゆっくり、シミがついた箇所を1分程度揉みましょう。
※決して「ぬれふきん」等で叩かないでください。
②濡れた状態で、洗濯洗剤をシミの箇所に適量付け、ゆっくり1分程度揉みましょう。
※ジェルボールをご使用の方は、台所用洗剤で代用も可。
③泡立った状態で、通常の洗濯(洗濯洗剤も入れて)をしてください。
付着して5~10分以内にこの処置をすれば、7~8割は除去できます。
それ以上に時間が経過してしまった場合や、上記の処置でも残ってしまった場合は、迷わずクリーニング店に依頼をしましょう。ここが、見極めのラインです。
私たちの受けるご依頼でも、ご家庭でいろいろ試された結果、余計に除去が困難になるケースや、
シミの箇所だけ漂白やその他の処置をしてしまったがために周囲との色合いが異なり、余計に目立つ結果になってしまった依頼品を、近年非常に多く見かけます。なかには、復元が困難なものもあります。
引き際を見極め、深追いをしないこともコツの一つですよ。
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